『AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル SAP-C01』に合格するまでの学習の記録

2019年12月10日
投稿者:岩佐 孝浩
カテゴリ:AWS認定 タグ:
AWS Solutions Architect Professional

『AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル SAP-C01』に合格するまでの学習の記録

鈴木商店の岩佐です。
先日、AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル (AWS Certified Solutions Architect – Professional) に合格しました。
せっかくですので、簡易ではありますが、学習の記録を残しておきます。

弊社では初回受験に限り受験料の補助があります。
(私は、自分のスキルアップに対する補助を受けることを好まないので、自費で受験しています)

0. 言語について

インプット、アウトプット、模擬試験、本試験、いずれも英語でやりました。
そのため、記事の内容は、日本語で受験を検討されている人に最適な内容ではありません。
しかし、本試験の印象は日本語版も同様だと思いますので、少しでも参考にして頂けると幸いです。
(私の英語力は、7年前にTOEIC 880を取得したというレベル感です)

1. 受験前のレベル

2017年3月にアソシエイトに合格しており、その後もAWSの主要なサービスは使用していた、というレベルです。
アソシエイト受験の時は、弊社のAWSパートナー認定維持のため、試験合格に比重を置いた対策をしました。(当時の記事は、こちら
その結果、クラウドプラットフォームを活用した分散システムアーキテクチャの理解が浅かったと思います。

この点の反省も兼ねて、今回は業務に活かすことができるように、アーキテクチャの背景にある考え方の理解に努めました。
また、前職(鈴木商店に復職する前)で、スパイクアクセスによるレイテンシー増加という課題があったことも、受験を考える契機となりました。
したがって、試験合格の最短ルートを記録した内容ではありません。

2. 準備

2.1. スケジュール

2019年7月頃から、受験をぼんやりと検討し始めました。
まず最初に、以前に弊社の社員が合格した時の記事を読みました。
約3か月とのことでしたので、9月を受験のターゲットとしました。

2.2. 想定外の事態

おすすめされていたブログ(Jayendra’s Blog)を読み始めて2週間ほど経過した時点で、今年の2月に試験が大幅にアップデートされていることに気付きました。
試験範囲も変更されていたのですが、最も影響が大きかった変更は、合格基準の引き上げでした(65%→75%)。
インプットに利用していたブログも旧試験の内容しか存在しなかったため、一時中断することにしました。

2.3. 勉強再開

8月初旬に、Jayendra’s Blogが更新されていることを知り、勉強を再開しました。
しかし、仕事が忙しくなってきたため、散発的に1日30分程度の取り組みとなり、9月下旬まで多忙を理由に試験勉強が停滞してしまいました。
このまま漫然と続けるのは良くないと思い、10月下旬頃の受験を念頭に置き、10月は毎日30分~1時間程度、勉強していたと思います。

3. 受験

3.1. AWS公式模擬試験受験

10月13日に模擬試験を受験 (4,400円) しました。正確なスコアは失念しましたが、たしか70%だったと記憶しています。
以下が分野別のスコアでした。

1.0  Design for Organizational Complexity: 0%
2.0  Design for New Solutions: 80%
3.0  Migration Planning: 75%
4.0  Cost Control: 50%
5.0  Continuous Improvement for Existing Solutions: 85%

3.2. 受験(1回目)

試験の情報が少ないため、一向に自分とターゲットの距離感が分からず、手応えが無いまま10月27日に1回目の受験に臨みました。
残念ながら不合格で、スコアは 684/1,000 でした。
試験時間180分で75問を解くのですが、慎重?のんびり?と解答してしまい、90分経過時点で32問程度しか解答できていないという失態を犯しました。
また、Jayendra’s Blogで、ECSは試験範囲外と記載されていましたが、普通に出題されました。
実は6月に試験がマイナーアップデートされたようで、ECSも試験範囲に含まれたのだろうと推測しています。

aws-sap-c01_1

3.3. 次回受験に向けて

1回目の受験は不合格となりましたが、自分とターゲットの距離感を正確に捉えることができました。
主に以下を意識して、Jayendra’s Blog、AWS公式資料、Udemyの問題集に取り組みました。
– 全体的に、サービスの概要をもう少し掘り下げて理解する。
– アーキテクチャの背景にある考え方の理解に努める。
– 試験は1問2分で回答することを原則とする。

3.4. 受験(2回目)

12月8日に2回目の受験に臨みました。
結果は合格で、スコアは 902/1,000 でした。
全問解答を終えた時点で残り約50分、レビューを終えた時点で残り約30分、でした。

「クラウドプラットフォームを活用した分散システムアーキテクチャの理解」を目的としていたとは言え、制限時間を考えると、やはり解答方法の工夫は必要だと考えました。
そこで、以下を行いました。
– 先に選択肢をざっと眺めて、出題分野をある程度想定した状態で、問題文を読む。
– 解答に関連するキーワードが含まれていない選択肢は読まない。
    – ただし、これが正解の問題もあるため、解答に自信を持てない場合は念のため読む。

aws-sap-c01_2

4. 参考にした資料

4.1. Blog

Jayendra’s Blog
出題範囲の把握と、サービスの概要を知るために利用させて頂きました。
非常によくまとまっており、試験勉強の初期から最後まで役立つと思います。

4.2. AWS公式資料

AWS ホワイトペーパー
AWS ドキュメント
AWS クラウドサービス活用資料集トップ
AWS アーキテクチャセンター
よくある質問
模擬試験(4,400円)

サービスの概要と詳細、ユースケース、アーキテクチャ、制限事項、などを知るために利用させて頂きました。

4.3. 問題集

Udemy – AWS Certified Solutions Architect Professional Practice Exam
本試験と類似の問題はほとんどありませんでしたが、解説が非常に詳しく大変有用でした。
また、時間配分を確認する用途としても有用でした。

Braincert – AWS Certified Solutions Architect Professional SAP-C01 Practice Exams
Jayendra’s Blogで紹介されていますが、サイト自体が非常に重く(日本向けではない)、Udemyのほうが使いやすそうでしたので、こちらは使用しませんでした。

5. 感想

当初の目的としていた、「クラウドプラットフォームを活用した分散システムアーキテクチャの理解」に関して、一定の知識を得られたと思います。
試験内容はAWSですが、背景にある考え方は抽象的な概念であり、AzureやGCPでも活かすことができると感じました。
最後に完全に個人の所感ですが、 Product, Infrastructure, Development, Operation の境界が急速に曖昧になりつつあり、それらを横断的に Design する知見を身につける必要性を強く感じました。
以上、お役に立てれば幸いです。


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