「Wi-Fiルータを初期設定のままにしておくと危険」ということを身をもって感じた話

2022年09月27日
投稿者:kugasuzuka
カテゴリ:セキュリティ タグ:,

こんにちは!鈴木商店の久賀です!!
本日はタイトルにもありますが、実家のWi-Fiルーターを初期設定のままにしてヒヤヒヤしたことがありましたのでそのことについて記事を書きたいと思います。
この記事を書く直近1週間くらいに起こった出来事ということもあり、まだ調査中なのですが
ヒヤヒヤしたことというのは実家のWi-Fiが「タダ乗り」されていたかもしれないということです。

このことに関して
●対応
●経緯
●思ったこと
の3つに分けて書いていきます!

対応

実家のWi-Fiルーターについてはパスワードを変更する対応を行いました。

パスワードを更新するまではSSIDとパスワードと共に初期設定の状態でした。

本来であればSSIDも変更した方が良いのですが、しばらくルータへのアクセス状況などを監視して様子を見ていこうと思います。

パスワード、SSID共に無機質で家の周りから推測されにくい(名前、生年月日、家の近くになるものなどは避ける)ものに設定するのが好ましいです。

タダ乗りされると、誹謗中傷やサイバー犯罪等で犯人に自分達のIPアドレスが使用されるリスクが出てきます。

万が一家のネットワークが犯罪に使用されてしまった場合については、IPアドレスを犯罪に使用されてしまっているため、容疑者として事件に巻き込まれる可能性もあるので推測されにくいパスワード等を設定しましょう(泣)

ルーターの機種によっては出荷時の初期パスワードが固定であったり、規則性があったりするようで推測が簡単なケースがあるようです。

上記のことからルータ等の設定を初期設定のままにしておくことは危険です!(戒め)

経緯

タダ乗りされている可能性があることに気づいた経緯なのですが、実家のネットワーク内に心当たりのない中継機が存在していることに気づいたのが事の発端でした。

実家の私の部屋は動画などを見ている時などににネットワークが不安定になることがあったので中継機を購入しました。

機種はバッファローの製品(WEX-1166DHPS)です。

バッファローはStationRadarというアプリを公開しておりこのアプリから対応しているルーターと中継機についてはアプリから一覧で確認することができます。

そこでアプリを開いて画面を確認したところ

ん、、、、、、?2台??
画像の上の機種は我が家に新しくお迎えしたWEX-1166DHPSです。

見つかりませんでしたの表示になっているのはアプリの不具合などで2台表示になっているのではないかと考えて一時的にコンセントから中継機を抜いていたためです。

WEX-733DHPSの機種については家族も心当たりがなく、家中のコンセントを見てまわりましたが、中継機のようなものは発見されませんでした、、、

もしかして近所の見知らぬ家庭で中継機を使って我が家のネットワークを快適にご使用されている、、、?笑

という懸念があったので今回のルーターのパスワードを変更して様子を見るという対応に至りました。

思ったこと

結局StationRadarから謎の中継機のMACアドレス等は確認できたのですが、机上でしか学んだことがなかったpingやarpコマンド等を使用して中継機の情報を手に入れたり、

改めてルーターなどが初期設定のままだとどのような影響が出るのかを家族とYoutubeで動画見て学んだりと個人的には勉強になることも多かったです。

応用情報技術者試験に向けて勉強している中でタイムリーに重なる部分もあったので、色々プラスになりました笑

まだパスワードを変えて日も浅いので引き続き家族と連携しながら様子を見ていきたいと思います!!

そして、近所は高齢者だらけのような実家でもこのようなことが起こりうるということを身をもって感じることができたので、何事も人ごとで済ませてはいけないなと感じたシルバーウィークになりました。


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